訪問診療部からご挨拶

ご挨拶

院長写真

ここ愛知県海部郡蟹江町にて曾祖父の代より地域の医療に携わらせて頂いております山本医院です。この度在宅医療を専門とした訪問診療部を新たに開設させて頂きました。立ち上げに至った経緯としましては、私が高齢者医療の専門医であり、超高齢社会においてこれまでに培った知識と経験を地域に活かし超高齢社会において少しでも多くの方々により良い医療を受けて頂きたいと思ったためです。
また、24時間365日対応が可能な訪問診療体制を地域に確立する事で在宅医療において、より安全で安心できる医療を受けて頂けるようになると考えております。
これまで私は高齢者医療を専門とする名古屋大学付属病院老年内科及び国立長寿研究センター老年内科に勤務をしており、そこでは急性期から慢性期まで様々な疾患を治療してきました。さらに認知症やパーキンソン病、フレイル、サルコペニアなど介護が必要な方々を中心に診療して参りました。
その際に院内において、多職種連携によるチーム医療を大切にし、その上で患者様やご家族と相談しながらご本人にとって最善の医療を提供できるように診療を行って参りました。そうした経験の中で多職種連携の重要性を実感しております。
一方で、訪問診療の経験が約5年あり、地域においても多職種連携によるチーム医療が非常に大切であると考えております。
特に在宅医療においては、ご本人が抱える疾患だけではなく、認知身体機能に加え、介護療養環境などの社会背景を考慮しながら治療方針を決めていく必要があります。さらに入院や退院、施設入所などご本人の療養場所の変化に対して迅速に対応していかなければいけません。そのためケアマネージャーの方をはじめ患者様に携わる方々と密に連携をさせて頂く事が非常に重要であると考えております。
何よりもお互いに顔が見え、気軽に相談が出来る関係を築いていきたいと思っております。
   


プロフィール

[名前]
山本医院 訪問診療部 部長
老年専門医
山本 有厳(YAMAMOTO ARITSUYO)
[座右の銘]
一期一会
[学歴]
平成25年3月 東京医科大学卒業

平成25年4月~平成27年3月 名古屋セントラル病院 初期研修 (二次救急外来(年間救急搬送4000件)、初診外来)

平成27年4月~平成28年3月 名古屋セントラル病院 後期研修 腎臓内科 (二次救急外来(年間救急搬送件数4000件、CPA対応あり)、初診外来、透析管理、病棟・ICU管理 )

平成28年4月~平成30年3月 名古屋大学病院 老年内科 医員 老年内科 (病棟管理、総合病院外来診療、在宅訪問診療、療養型病棟管理 )
平成30年4月~ 国立長寿医療研究センター 老年内科 常勤医師 老年内科 (老年・認知症外来、病棟管理)

専門や実績
年間救急搬送件数約4000件の二次救急病院(CPA対応あり)にて初期研修2年間及び後期研修1年間の合計3年間を経験。

CPA、ACS、急性大動脈解離、肺塞栓、脳卒中、気胸、消化管出血、急性膵炎・胆管炎など急性期疾患の初期対応に加え、頭部外傷(脳出血含む)や骨折などの外科系疾患の初期対応を習得。

後期研修1年間では腎臓内科を主科として循環器、呼吸器、糖尿病内科をローテートし各科各疾患の重症急性期(ICU)管理を習得。

その後老年内科医として心不全、脳梗塞、誤嚥性肺炎、膵炎・胆管炎(非結石性)、パーキンソン病、認知症、COPD、喘息、生活習慣病、担癌患者などの複合疾患を抱える高齢者の一般内科外来に従事。

現在は訪問診療にて末期癌や脊髄小脳変性症、多系統萎縮症、筋萎縮性側索硬化症、パーキンソン病などの神経難病、認知症、在宅酸素や中心静脈栄養、尿道バルーン留置、褥瘡処置などの管理を必要とする患者様をはじめ、通院が困難な患者様の生活を支えていく医療に従事。

資格:日本老年医学会 老年病専門医 日本内科学会 認定内科医
[高齢者医療]
名古屋大学老年内科、国立長寿医療研究センター老年内科勤務を経て、老年病専門医を取得。
[訪問診療]
複数医療機関にて約5年関経験あり。
令和2年8月1日より在宅療養支援診療所として認可、同日に訪問診療部開設。
[資格・研修]
日本老年医学会老年病専門医  名古屋大学病院緩和ケア研修修了
日本内科学会認定内科医   日本救急医学会認定ICLSコース修了
[資格・研修]
日本老年医学会老年病専門医  名古屋大学病院緩和ケア研修修了
日本内科学会認定内科医   日本救急医学会認定ICLSコース修了
[所属学会]
日本老年医学会 日本在宅医療連合学会 日本認知症学会 日本内科学会